お見舞いとは、本来誰かを訪問することを示す日本語です。
また、日本の古語では巡回すること、すなわち見回るという意味でも使用されて
ますが、現在の日本では一般的に災難や事故などによる怪我を負った人や
病人のもとを訪れ慰める行為をさす言葉として使用されています。
またお見舞いを頂く、のように渡される見舞い状という手紙や、
見舞い品と呼ばれるように物品に変えたものもお見舞いということもあります。
お見舞いにも色々ありますが全般としては災害や病気にあった人のもとを訪れ、
あるいは金品などを送る行為を指し、災難の名前を前に付け火事見舞い、
風見舞い、里見舞い水見舞い、等と呼ぶのが一般的です。
単にお見舞いといった場合には、病気や怪我などで病院に入院している人の所に
訪問し、談笑などをする事で慰める行為をさします。
病気の人を見舞う時は、まず第一に相手のことを考える事が大事です。
自分の気持ちを伝える事は二の次、相手の気持ちや相手の家族の事を
思いやる事が一番大事なことだといえます。
お見舞いに行く際は前もって家族の方に連絡を入れ、
お見舞いが出来るかどうか確認してから伺うようにしましょう。
病気のお見舞いは、早く病気や怪我が治るように、と励ますのが目的です。
もし、自分がその立場だったらどうしてほしいか、またなにが迷惑か、
相手の立場になって考える必要があるでしょう。
また病気のお見舞いは病院がほとんどです、
病院では携帯電話の電源は切るのがマナーと言えるでしょう。
お見舞いの贈物を選ぶ時に1番大事なのは相手の気持ちになって考える事です。
当たり前の事のようですが、これさえ守っていれば問題はありません。
簡単なようですがこれは贈物だけではなくお見舞いに関して全般で言えます。
たとえば食事療法をとっている人に食品を送っても迷惑だと思いませんか?
お見舞いの贈物とは、人生の中の慶事を祝う気持ち、悲しさを慰める気持ち、
日頃お世話になっている感謝する気持ち等を品物に変えて届ける、
それを念頭に選びましょう。
お見舞いの贈物を選ぶ時は、その相手や目的などで違ってきますが、
一番のポイントは贈る相手が喜んでくれることです。
その為にも、相手の状況や趣味趣向などを知っておくことも大切といえます。
また前述したように食事制限をされてる方のお見舞いに食品を渡す、
引越ししたての家へのお見舞いに大きな家具を送る、
こういったものでは相手の喜びも半減してしまうでしょう。
最大限喜んでもらうためにもほんの少し、相手の立場になった上で
思いやりの気持ちを持ってスマートな贈物を心がけましょう。
また、過度に高価な品物は、相手が困惑してしまい、
かえって負担となってしまう場合もあるので避けるべきでしょう。
お見舞いの贈物の種類として大ざっぱに分けると、食品や菓子、お花など
後に残らない物と絵や置物など贈ったという記念が残る物とがあります。
一般的には後に残らない物はちょっとした御挨拶、お世話になった時などの
ほんの気持ちという意味合いが強く、相手にとっての記念の出来事、
結婚や出産、開店開業などの人生の節目になりそうな出来事には
一生思い出に残るようなその日の記念品を贈りましょう。
人生何があるかわかりません、例えば明日、自分の住んでいる家が
地震や火事でなくならない、とは言い切れません。
それは自分だけでなく回りの知人・友人、職場の同僚などにも言えることです。
そんなときにお見舞いがあればどれだけ心強い事か!
最悪の事態にならなければ良いですが、それでも家が半焼、全焼する事は
ままあります。
この際にはその火災にあった人を励ます意味で火事見舞いをしましょう。
とりあえず、住んでる人が全員逃げ切れて、無事だった場合には
今後の生活の事を考えて火災のお見舞いと言う事で、
現金で差し上げるのが良いと思います。
現金を入れるのし袋は、コンビニや100円ショップなどで売っているもので
結構ですが、豪華な感じものは避け、赤い水引が目立つようなものも
避けた方が火事見舞いには無難でしょう。
安い感じの薄いものがベストでしょう、あくまで火事見舞いですから
そこはTPOを考えるべきです。
金品以外だとは着るものや履物、特に服をまとめて送れば重宝されるでしょう。
相手は火事で生活必需品が全般的に不足しています、それを考えれば
火事見舞いにふさわしい贈り物はおのずと絞られてくるでしょう。
また火事見舞いのお見舞いのお返しは、してはならないというのが一般的です。
火を返す、からだそうです。
火事見舞いをしたからと言ってお返しが無い事を不快に思ってはいけません。
礼儀として相手は控えていると言う事を知っておきましょう。
もちろんお見舞いというのはまず第一に相手のことを考える事、
自分の気持ちや都合は二の次であることは言うまでもありませんので、
そういう見返りがない!とか後でいうぐらいならば
最初からしない方が良いでしょう
病気の際にお見舞いに行く時、迷うのは何を持っていくかでしょう。
お見舞いの品といっても色々あるだけに選べない、それだったら
単純に役に立つものを、と言う事でお見舞金を持っていく事は良くある事です。
ここではお見舞金についての詳しい情報を掲載していきたいと思ってます。
まずお見舞い金は裸ではなくなにかしら袋にいれて渡すと思うのですが、
病気にしろ、怪我にしろ、また起こる事は望ましくないことですので
お見舞いの際の水引は、白赤の結び切りかあわじ結びにしましょう。
またのしも病気を伸ばす、といって嫌う人もいますので付けない方が無難です。
表書きは、それぞれ状況に応じて、快気祝い、全快祝い、内祝い、御見舞、
お見舞、祈御全快などとします。
また最近はお見舞い、とあらかじめ印刷されているものもありますので、
それを使うのも良いでしょう。
お見舞金を渡す際は相手側に失礼にならないように、「迷いましたが、お見舞い品
のかわりに」などと一言を添えて渡すのが好ましいと言えるでしょう。
お見舞金の相場としては、友人・知人の場合は3000円~5000円、
兄弟姉妹や親戚の場合は5000円~10000円を目安にしましょう。
また渡す金額は4と9の数字は避けるようにしましょう。
それと気をつけなければならないのが基本的に自分より目上の人に、
お見舞い金はタブーです。
難しくてもなにかしらお見舞いの品を用意して向かうようにしましょう。
補足として病気見舞いのお返しは不要という考え方もありますが、
病気が全快したときに、お見舞いをいただいた人やお世話になった人達に対する
お礼として快気祝いがあります。
いただいた金額の多少や品物の有無に関わらず、お見舞いに来てくれた人、
お世話になった人に、退院後10日くらいまでに贈るのがベストでしょう。
お見舞いは何度も言いますが相手の気持ちを思いやって、相手の立場になって
はじめてお見舞いといえます。
相手は普段通りではなく怪我、病気など普段よりも弱っています。
マナーを守ってお見舞いをする事がなによりも重要といえるでしょう。
まずお見舞いにいく場合は相手の様子を確認してからにしましょう。
入院の話をうかがった場合、すぐにお見舞いに行ってはいけません。
必ず相手の容態を相手の家族などに確かめて、
その旨を伝えてから伺うのが良いでしょう。
適当な時期としては、病状が快方に向かいだした頃ならばお見舞いにいっても
相手のストレスにはならないでしょう。
また服装ですが病院へ面会に行く際は注意が必要です。
派手すぎるものや強すぎる香水を身につけていくことは絶対に避けましょう。
また、雰囲気の暗い服装も不吉な連想をさせてしまい適当とはいえません。
明るく清楚な服装を選ぶのが良いでしょう。
またお見舞いに伺った時も、あまり病状について聞きすぎることはタブーです。
世間話、自分の近況などを談笑し、10分ほどしたら帰るようにしましょう。
そこで話がはずんだとしても相手への気遣いを忘れてはいけません。
またお見舞いに行った際、お見舞い品として花を渡す事もあると思いますが
花によっては不吉なイメージを表す場合もあるので注意が必要です。
いくつか例をあげておきますのでその際は気をつけましょう。
たくさんの白い花→葬式を連想させてしまいます、やめましょう。
椿→椿の花は首が落ちてしまうため不吉といわれてます。
シクラメン→言葉の読みの音の悪い言葉が並ぶため縁起が悪いと言えます。
鉢植えの植物→鉢植えは根付く=寝付くと連想させます。避けましょう。
入院のお見舞いで一番考えなければならないのは場所が病院だという事です。
相手の他にも病気で入院してる方が沢山いる場所にお見舞いにいくという事を
認識しなければなりません。
普段自分が入院することを意識して生活する人はいないと思います。
しかし、入院となってしまった場合、短くても1日は病院で過ごす事になります。
そこで、入院中に病院で生活するときの常識とマナーについて説明します。
恋人や友達等、親しい人の入院を聞いたときは焦りますが、すぐお見舞いに
いってはいけません。入院をした時にはまずその入院の状況を確認しましょう。
他の友達など、他人を経由して場合は、微妙に違う情報が入ることがあります、
できればご家族の方に問い合わせましょう。
また、病院に問い合わせても病状などは詳しく教えてもらえませんが、
現在の簡単な病状とあわせてお見舞いが可能かどうかくらいならば、
教えてくれるかもしれませんのであわせて問い合わせてみると良いでしょう。
面会時間は病院によって異なる為、家族の方がはっきり把握されていない場合は
病院に電話を入れてお見舞いにいけるかどうかを確認しておきましょう。
長期療養者にとって、お見舞いはなによりの慰めであり、楽しみでもあります。
ただし元気そうに見えたとしても相手は病人です。体の負担になりますので、
長居は避けましょう。
また、その際の話題も病気についての話題は、突っ込まない方が無難でしょう。
また他の入院されてる方やお見舞いに来られてる方も多く、
病院には色々な状況の人が入院しています、大声で話すこと、
笑うことは控えましょう。
タバコや酒はもちろん避け、携帯電話の電源も切りましょう。
お見舞いの品、正直なところ相手はどういう風に感じているのか?
せっかくお見舞いに行くんだったら喜んで欲しいのは当たり前です、ここでは
実際にもらって嬉しかったものをあげていきます。
お見舞いの品として代表的なものは食べ物が挙げられるでしょう。
ただし食事制限がある場合は、逆効果となりますので事前に確認しましょう。
また相手ではなく相手の家族、または身の回りの世話をしてくれてる方に
差し入れると大変喜ばれます。
またお見舞いの品としてお金を渡すというのもその行為自体に抵抗がなければ
非常に実用的だと思います。入院費をはじめとして、有料テレビ、洗濯代等の
雑費の負担がかなり軽くなります。またお金と同様にテレホンカードなども
喜ばれます。
入院中は時間をもてあます事もあります、その際の暇つぶしとして雑誌やCD等も
大変有効的だといえるでしょう。相手の趣味がわかっていれば尚良いでしょう。
また入院期間が長く、体力を失ってる場合は重い雑誌だと持ち上げることすら
困難な場合があります。そういう事態が想定できるならブックスタンドなども
あわせて持っていくと喜ばれるでしょう。
お見舞いも何度も来てもらえると嬉しい反面、少し気を使ってしまいます。
そういった場合は何のお見舞いの品も持っていかず、手ぶらでいくのも
アリだといえるでしょう。
退院後のお返しの心配もなく、気心のしれた人との会話は嬉しいものです。
それ以外にも同僚、学校の友達などからの寄せ書きなどは入院中の心の励みに
なるといえるでしょう。
一番大事なのは相手のことを思いやる気持ち、だとすればこれに勝るものは
ないのかもしれませんね。
入院中のお見舞いや災害時のお見舞いをもらったときは、
基本的にお返しをしなくてもマナー違反ではありません。
困ったときにはお互い助け合うものです、ただし、心配し気遣って貰った事への
感謝の気持ちは余裕があれば表しておくべきでしょう。
病気や怪我のお見舞いをいただいたときは、全快後に快気祝いという形で
贈り物をすることがあります。
お返しというよりは内祝いの意味ととった方が良いでしょう。
もちろん、病気や怪我が全快してない時は気にする必要はありませんので
まず治す事だけを考えましょう。
快気祝いは、別の名を床払い祝いと言われ、家族など内輪のお祝い事だったのが
今ではお見舞いのお返しとして快気祝いの品物を贈るのが一般的といえます。
快気祝いを贈るのは、お見舞いに来てくれたた人だけではなく、同室の患者や、
担当してくれていた医師、看護師など、入院中お世話になった全ての人たちに
感謝の気持ちを込めて贈りましょう。
ただ、同室の場合でも症状の重い患者さんには不愉快な思いをさせることが
ありますので、くれぐれも注意しましょう。
快気祝いの予算は一人大体1000円位で十分でしょう、お見舞いの際に高額の
お見舞いをもらおうが、そうでなかろうが、全快したという事を伝え、感謝の
気持ちを伝えるのが目的ですので、快気祝いの金額に差はつけなくてもOKです。
一般的な品は、タオル、プリペイドカード、赤飯、ハンカチなどが
一般的とされます。
これ以外のものでも構いませんが病気があとに残らないように、という意味で
消耗品を選びましょう。
また会社関係なら○○ご一同様、という形でお菓子を贈るのも良いでしょう。
贈る際は紅白の結び切りの水引を使い、表書きは快気祝いとして、
特にお世話になった人にはお礼状を添えれば良いでしょう。